パナソニックサイクルテックは11月19日、幼児2人の同乗が可能な電動アシスト自転車「ギュット・ミニ・DX」の新モデルを発表した。発売は2015年1月上旬で、希望小売価格は140,000円(税別)。
ギュット・ミニ・DXはフロントにチャイルドシート(ギュットプレミアムシート)を装備した電動アシスト自転車。オプションのチャイルドシートをリアに取り付けることで、幼児の2人同時乗車も可能だ。20型の小径ホイールを採用しており、フロント、リアともに幼児を乗降させやすいのが特徴のひとつとなっている。
ギュット・ミニ・DXでは2014年モデルより、ギュットプレミアムシートに巻き取り式のシートベルトを装備。シートベルトの肩に当たる部分には、クッション材を使用した「まめぴたパッド」が採用されている。
2015年モデルでは、まめぴたパッドを約40%大型化するとともに、パッドの裏側に凹凸を付けている。これは、同乗させる子どもの快適性と安全性をより高めるための変更。子どもへの負担を減らすとともに、パッドのずれを防ぐ構造となっている。
同日発表となった「ビビ・DX」と同様に、「マルチセンサーモーター」と「タフパワーアシスト制御」を採用。これまでの「トルクセンサー」「スピードセンサー」に「回転センサー」を加えることで、より高精度に走行状態を検知し、最適なアシストを行う。子どもを同乗させてのスタート時など負荷の高い状況でもパワフルなアシスト効果が得られるようになった。
走行距離は、パワーモードで約40km、オートマチックモードで約50km、ロングモードで約63km。オートマチックモードでの走行距離は約6%伸びている。バッテリーは、容量25.2V/13.2Ahのリチウムイオンバッテリーで、充電時間は約4.5時間。全長は1,815mmで、全幅は570mm。車重は33.3kgだ。
カラーはピュアマットブラック、アクティブホワイト、フレッシュグリーン、マットディープグリーン、ハッピーピンク、エアリーピンク、ビターブラウン、ファインブルーの8色が用意されている。