パナソニックサイクルテックは11月19日、電動アシスト自転車「ビビ・DX」の新モデルを発表した。発売は2015年1月上旬で、希望小売価格は106,000円(税別)。
ビビ・DXは主にに女性をターゲットとした電動アシスト自転車で、乗り降りしやすいU字型フレームや豊富なカラーバリエーションなどが特徴。2013年10月~2014年9月の1年間で販売台数が国内1位となっている。
新モデルは、「マルチセンサーモーター」と「タフパワーアシスト制御」の2つを採用したことが大きなポイント。従来のビビ・DXでは、ペダルのクランク部の負荷を検知する「トルクセンサー」と、車速を検知する「スピードセンサー」が装備されていた。マルチセンサーモーターは、これにペダルの回転を検知する「回転センサー」を加えたもので、自転車の走行状態をよりきめ細かに検知することができる。さらに、長距離移動などハードな使用にも耐えられるように剛性も高められた。
タフパワーアシスト制御は、マルチセンサーモーターからの情報を基に最適なアシストを行うもの。オートマチック走行時の出力が向上しており、スタート時など負荷がかかる状況でもパワフルな走行が可能となった。走行距離は、パワーモードで約31km、オートマチックモードで約39km、ロングモードで約51km。オートマチックモードでの走行距離は約8%向上している。バッテリーは、容量25.2V/8.9Ahのリチウムイオンバッテリーで、充電時間は約4.5時間だ。
車輪サイズは24型(型番:BE-ELD43)と26型(型番:BE-ELD63)の2タイプ。いずれもピュアブラック、オフホワイト、フレッシュグリーン、グラマラスパープル、レッドジンジャー、プラズマシルバー、チョコブラウンの7色が用意されている。7色のうち、フレッシュグリーンとオフホワイトの2色では、ホワイトのバッテリーとチェーンケースが採用されている。
全長は24型が1,760mmで、26型が1,860mm。全幅はいずれも580mmだ。車重は24型が26.9kgで、26型が27.7kg。