バッファローは19日、「子供の写真をたくさん撮りiPhoneの容量不足に困っているママの悩みを解消」する目的で設計された無線LANルータ「WZR-S1750DHP」を発表した。12月上旬より発売する。価格(税別)は23,200円。
IEEE802.11ac/a/b/g/nに対応した、同社無線LANルータシリーズ「エアステーション」の新製品。主な用途はiPhone用の写真バックアップアプリ「写Sync」による写真バックアップや共有を行うこと。同製品に付属する「写Sync」を使ってルータに接続したUSBメモリに写真をアップロードし、iPhoneの容量不足を解消する。
ルータにはUSB 2.0ポートが2基装備されており、32GBのUSBメモリが付属する。写真を消去してもファイルサイズ1/100のプレビュー画像は残るので、写真を確認して必要な写真だけをダウンロードすることも可能。
「写Sync」では、ユーザIDとパスワードを共有し、他のiPhoneとの写真も共有化できる。写真の管理だけでなく、子供が有害サイトを見ないようにする「ペアレンタルコントロール機能」、有害サイトの閲覧を端末ごとに制限できる「Webフィルタリング機能」、インターネットの使い過ぎを防ぐ「時間帯の制限機能」も搭載し、子供のインターネット利用を細かく管理できる。
ルータとしては、5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応。通信速度は最大1,300Mbps(理論値)+450Mbps。アンテナ数は5GHz / 2.4GHzともに×3本で、機器を追尾して通信を安定させる「ビームフォーミング / ビームフォーミングEX」に対応。無線LAN中継機能も搭載し、スマートフォンからルータの設定が変更できる「StationRadar」アプリも利用できる。無線LAN簡易設定システムはAOSS2とWPSに対応。
有線LANインタフェースは、Gigabit Ethernet対応ポート×4基と、WANポート×1基を搭載。無線LANセキュリティはWPA2-PSK(AES)、WPA/WPA2 mixed PSK(AES / TKIP mixed)、WEP(128bit / 64bit)。Any接続拒否やMACアクセス制限も利用可能(最大登録台数:64台)。
本体サイズはW212×D34×H183mm、重量は約600g。対応OSはWindows XP(SP3) / Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.5~10.9、Android 2.2以降、iOS 5以降。