福岡市動物園では、10月12日に生まれたコツメカワウソの赤ちゃんたちが順調に成長している。
目が開き、小さな歯も生えてきた
コツメカワウソの赤ちゃんは10月12日、7頭(オス4頭・メス3頭)が産まれた。10月16日、18日にそれぞれメス1頭が、11月14日にオス1頭が亡くなり、現在は、4頭(オス3頭・メス1頭)となる。赤ちゃんの誕生は、昨年8月の4頭(オス3頭・メス1頭)に続いて2年連続、2度目となった。
出生時は体長約10cmで、体重は5、60gほどだった赤ちゃんも、11月13日には200g以上に成長、計測用の容器からはみ出すほどの大きさとなっている。11月3日からはだんだんと目が開きだし、小さな歯もが生えてきたという。
なおカワウソの赤ちゃんは、まだ観覧できない。カワウソは家族全体で子育てをするため、全10頭はバックヤード(非公開)で主に過ごしている。そのため現在、コツメカワウソを観覧することは難しい状況だが、時折、観覧可能な寝室に出てくることもあるという。
赤ちゃんの様子は随時、同園Webページやブログなどで、画像・動画を公開していく。同園の所在地は、福岡県福岡市中央区南公園1-1。