11月15日、ツクモパソコン本店にて「ツクモDEつくる女」ニコ生イベント第5弾として「つくる女 羽生真里さんが、ガチでMyパソコンをつくっちゃうじょ!」が行われた。つくる女(「つくるじょ」と読む)は女性だけのクリエイター集団で、ニコ生や各種イ ベントで活躍中だ。ツクモとの共同イベントは年末にあと1回予定されている。
「1人で作る」と言っても、出演までピンというのは荷が重い。ということで、今回の出演は山下まみさん(左)と羽生真理さん(右)といつも通り。今回はまみさんはサポート役。「自作の秋」のイラストいいなぁ |
お目付け役となる日本AMD マーケティング本部 コンシューママーケティング部 マーケティングスペシャリストの井戸川淳氏 |
ツクモでのつくる女イベントは過去4回、PCを自作あるいは配線のやり直しを行っている。これまでは2人でPCの組み立てを行っているが、今回は1人、しかも前回「美しい配線」のやり直しを体験しているので「美しすぎる配線は当然」というハードルを持ちつつ、比較的小型のケース(そして両サイドシースルーで配線がよくわかる!)と大きなプレッシャーがかかる(ハズ)。
今回は「つくる女」メンバーである漫画家の羽生真里さんが、予算10万円でプライベートで使うPCを組む。パーツの選別(店員におススメを聞く)から購入、組み立てまでを1人で行うという趣旨となっている。
選ばれたパーツの詳細。今回はあえて値段を書いていないような気がするが、いくら必要なのかTSUKUMOネットショップ価格で計算してみたところ。SSD抜いた合計額が95,912円(SSDは掲載されていなかった)。10万円という予算ではオーバー確定で、多分ケースが高かったと思われる(27,565円) |
PCの組み立てそのものはすでに4回目+事前にカンペを用意しているため、かなりこなれてきたものの、鬼門はやはり配線。電源ケーブルの配線までの前半パートで早くも罰ゲームその1が確定となった。
山下まみさんはこの間、ケースを飾るイラストの作成中。お題はニコ生でリクエストのあったえももん(えももんは前回のレポートを参照) |
マザーボードを取りつけるネジの選別中(結局全部同じネジだったようだ) |
電源取付。ちなみにこのケースは電源を下に取りつけるタイプで、床や机のホコリを吸い込みにくい配慮がされており、これはなかなか良さそうだ |
SSDベースの取り付けでホイッスル。1つ目のネジを締めきったためほかのネジが入らなくなったと指さしながら解説 |
やはりというか、スパゲッティケーブル配線でホイッスル鳴りまくり。ここまでで鳴らされたホイッスルは6回。「罰ゲーム:ゴリラのまね」確定で前半終了 |
秋葉原のツクモ各店舗でパーツを購入するビデオその2が流されたのち、後半スタート。予想通りケーブルの取り回しでホイッスルが鳴らされまくりで、これまた予想通りケースのふたが閉まらない。想定された罰ゲームはすべて行われる一方で、井戸川さんのヘルプも入った結果、美しすぎるとは言わないものの、かなりスッキリとまとまった状態で組み立てを完了した。
罰ゲームその2の自撮り。その1のゴリラは唐突に始まった上に笑ってしまってシャッターチャンスを逃してしまった。ちなみにツクモたんコスプレは「まず衣装を作らないと」ということで後日のイベントに期待がかかる |
その後OSのインストール作業も行われ、無事完成。イベント終了後に観客から質問が出ていたが、Windows 8.1の標準ドライバだけでグラフィックや無線LAN(このマザーボードは802.11 a/b/g/n/ac+Bluetooth 4.0, 3.0+HS, 2.1+EDRを内蔵)も認識するので比較的セットアップは容易のようだ(ただし、Catalystがないのでグラフィックスに関しては最新ドライバのインストールが必要だろう)。
ちなみに裏では井戸川さんがOSのインストール。インストール中は時間が余っていたので、ニコ生を使っていくつかアンケートを行っていた。秋葉原だけでなく地方のツクモDEつくる女も想定されているようだ |
マシン名は「ハイスケベック」とカナにすると後で面倒そうなので、High-Sukebechと命名 |
最後につくる女の今後の活動と共に次回12月13日にDetonatioNとの対戦イベントが行われることが告知された。前回同様BF4なのか、それともDetonatioNに所属するほかのチーム(注:DetonatioNには現在5ゲームに計7チームが所属している)なのか、詳細は調整中との事だ。