金沢の老舗旅館を舞台に繰り広げられる嫁姑のバトルを描いた、羽田美智子・野際陽子主演の昼ドラマ『花嫁のれん』(東海テレビ・フジテレビ系 毎週月~金曜 13:30~)第4シリーズが2015年1月5日からスタートし、新キャストとして矢田亜希子が加わることが18日、明らかになった。
このドラマは2010年にスタートし、石川県金沢の老舗旅館「かぐらや」を舞台に、大女将である神楽志乃(野際陽子)と、女将として成長を続ける奈緒子(羽田美智子)との衝突や丁々発止のやりとりを描き、これまで3シリーズ制作されてきた人気ドラマ。今回始まる新シリーズでは、新たな人材育成を目標に奈緒子が立ち上げた「金沢女将塾」に、志乃をはじめ周囲の反対を押し切って採用した女性・片瀬真知子(矢田亜希子)が波乱を巻き起こすというもの。
羽田は「今回も奈緒子とお義母さんの力関係が少しずつ変わっていく様子を楽しんでいただきたいですし、女将となり『女将塾』の責任者として塾生を預かる身になった奈緒子の、あたふたしない姿をお見せしたいと思います。これまではただがむしゃらに奈緒子を演じてきましたが、女将になったことで、ようやく俯瞰で作品を見ることができるようになりました。私自身も新鮮な気持ちで今回のシリーズに取り組んでいきます」とコメント。一方の野際も「奈緒子さんが正式に女将になった後ですので、そんな嫁に対して一歩引いているのか前に出ているのか分かりませんが(笑)、これまでとは違う立場での志乃の人としての器の大きさ、寛大さを表現できたらと思っています」と、今作でもコンビネーションは抜群だという。
今シリーズから新加入する矢田は「真知子はとてもインパクトのあるキャラクター。その弾けっぷりに驚く方も多くいるかもしれません(笑)。かなりのドジで空回りもするけれど、夢に向かい一生懸命頑張る真知子に親しみを持っていただき、そんな真知子を見ることで明るい気分なっていただけたら嬉しいです」と、新シリーズへの意気込みを語る。
市野直親プロデューサーは「これまでよりさらに成長した嫁姑関係に加え、教える・教わるという人のつながりを軸に、時代が変わっても変わることのない人の心の機微と美しさを今回も描いていきます。たくさんの方々にお昼のひとときを楽しんで頂けるよう、今シリーズもまたスタッフ一同おもてなしの心で制作します。ご期待ください」と、番組の見どころについて語っている。