『Dumb and Dumber To(原題)』米国版ポスター

米BOX OFFICE MOJOは11月14日~11月16日の全米週末興業成績を発表した。

『Dumb and Dumber To(原題)』が初登場首位にランクイン。1994年に大ヒットしたジム・キャリー&ジェフ・ダニエルズのコメディー『ジム・キャリーはMr.ダマー』の続編で、ロイド&ハリーの“おバカ”コンビが20年ぶりに復活し、存在すら知らなかったハリーの子どもたちを探し出すため珍道中を繰り広げる。

4位『Beyond the Lights(原題)』も今週初登場。米TVシリーズ『TOUCH/タッチ』のクレア・ホプキンス役のググ・バサ=ローがスター歌手を演じる人間ドラマ。監督は『リリィ、はちみつ色の秘密』のジーナ・プリンス=バイスウッドが務め、恋人役をネイト・パーカー、母親役をミニー・ドライヴァーが演じている。

前週1位のディズニー最新作アニメ『ベイマックス』は2位に転落。週末興収は3,601万ドルと勢いは落ちたものの、累計興行収入は公開2週間で1億1,165万3,000ドルと1億ドルの大台に早くも到達した。

1位に押され、同じくクリストファー・ノーラン監督最新作の『インターステラー』も2位から3位にランクダウン。累計興行収入は9,781万ドルと、こちらも1億ドルが目前に迫った。

その他10位の『Birdman(原題)』は、初登場20位から徐々に順位を上げ、公開5週目にして初のトップ10入り。『バベル』のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥの最新作で、主演のマイケル・キートンをはじめ、ナオミ・ワッツ、エドワード・ノートンら豪華キャストが顔を揃える。かつて世界的な人気を博しながらもその後転落した人生を送る俳優が、再び再起をかけてブロードウェーに挑む物語を描く。『ゼロ・グラビティ』でアカデミー賞を受賞した撮影監督がほぼワンカットで撮影した映像も話題。

北米週末興行成績TOP 10(11月14日~11月16日)

順位 先週順位 作品名 週末興行収入 累計興行収入 日本公開日 週経過
1 Dumb and Dumber To(原題) 3,805万3,000ドル 同左 未定 1
2 1 ベイマックス 3,601万ドル 1億1,165万3,000ドル 12月20日 2
3 2 インターステラー 2,919万ドル 9,781万ドル 11月22日 2
4 Beyond the Lights(原題) 650万ドル 同左 未定 1
5 3 ゴーン・ガール 462万5,000ドル 1億5,269万9,000ドル 12月12日 7
6 6 St. Vincent(原題) 402万5,000ドル 3,325万8,000ドル 未定 6
7 5 フューリー 381万ドル 7,594万1,000ドル 11月28日 5
8 7 Nightcrawler(原題) 303万8,000ドル 2,500万ドル 未定 3
9 4 Ouija(原題) 302万5,000ドル 4,810万5,000ドル 未定 4
10 11 Birdman(原題) 245万ドル 1,157万5,000ドル 未定 5