富士重工業は21日から中国・広州で一般公開予定の2014年広州国際モーターショーに、スバルの新型「アウトバック」(中国仕様)を出展する。中国専用グレードも設定し、2.0リットル水平対向直噴ターボ"DIT"エンジンを搭載する。
「アウトバック」は誕生以来、乗用車の快適性、SUVの走破性、ステーションワゴンの積載性をあわせ持つスバル独自のクロスオーバーコンセプトを提案し、世界中で好評を博してきた。2014年夏以降、北米と日本で順次導入している新型「アウトバック」では、同モデルの価値を徹底的に磨き上げ、スバルクロスオーバーモデルの最上級車種に求められるあらゆる進化を盛り込んでいる。
今回発表される中国仕様の「アウトバック」は、従来型に対して約8割の部品を新設計したという2.5リットル水平対向エンジン搭載のモデルに加え、中国専用グレードも設定。中国専用グレードには2.0リットル水平対向直噴ターボ"DIT"エンジンを搭載した。年内の中国での本格販売開始に向けて、中国市場での需要を考慮した商品展開としている。
2014年広州国際モーターショーは11月20日にプレスデー、11月21~29日に一般公開となっており、スバルのプレスブリーフィングは20日11時(現地時間)から、スバルブースにて開催予定となっている。