アボット ジャパンは6月20日~24日にかけて、「便秘症が原因で仕事が億劫になった」人を対象に、便秘に関する調査を実施した。
便秘になるとストレス度は57ポイントアップ
同調査は、直近1年間に「便秘の症状」があった16~91歳までの男女2万9,161名から、「便秘症が原因で仕事が億劫になった」と答えた女性有職者194名を対象に実施した。
まず、ストレス度を10段階で測ってもらったところ、8~10の高ストレス度を選んだ割合は便秘の症状のない「通常時」は12%だったが、「便秘の症状がある時」は69%と57ポイントアップした。
生活習慣を尋ねたところ、「ストレスを受けやすい環境で過ごすことが多い」の回答率が60%で最も多かった。以下、「甘いものをよく食べる」(59%)、「定期的に運動する習慣がない」(57%)、「家や会社など、屋内で過ごすことが多い(あまり出歩くことがない)」(53%)と続いている。
仕事環境について聞くと、「座りっぱなしでいることが多い」が53%でトップだった。「なかなかトイレに行く時間が取りづらい」(29%)、「立ちっぱなしでいることが多い」(27%)の回答が約3割となっている。
便秘への対応策について尋ねたところ、「医療機関で診療を受ける」はわずか12%だった。未受診の理由を聞くと、「便秘は医療機関を受診するような病気ではないと思ったから」(50%)、「医療機関を受診するのが億劫、面倒だったから」(46%)が上位を占めた。