シャープは11月13日、液晶テレビ「AQUOS(アクオス) W20」シリーズを発表した。ラインナップは50V型の「LC-50W20」のみとなっている。発売は11月30日。価格はオープンで、推定市場価格は138,000円前後(税別)。
LC-50W20は、2014年5月に発表された「LC-52W10」の後継となるフルHD(1,920×1,080ドット)モデル。LC-52W10は、ネットワークやMHLによるスマートフォンとの接続に対応した大画面スタンダードモデルだ。バッファローが発売している長時間録画ハードディスクにも対応している。
LC-50W20でも、それらの機能は継承。さらに、W10では地上デジタル×2基、BS/110度CSデジタル×1基だった内蔵チューナーが、地上デジタル×2基、BS/110度CSデジタル×2基に増やされている。また無線LAN機能も標準搭載。より手軽にホームネットワークやインターネットに接続できるようになった。
デザインも狭額スタイルに変更。よりすっきりとした印象となっている。カラーは、従来のブラックのみから、ブラックとホワイトの2色に増やされた。
入力インタフェースはHDMI×3系統に、D端子×1系統、AV入力×1系統、PC入力(ミニD-Sub15ピン)×1系統を装備。HDMI端子 2はMHLとの兼用となっており、スマートフォンを接続して大画面でアプリなどを楽しむことができる。USBポートは写真・音楽・動画用に1基に、録画HDD接続用に1基を装備している。
本体サイズはW1,123×D315×H684mmで、質量は約21kg(いずれもスタンド込み)。消費電力は約103Wで、年間消費電力量は76kWh/年となっている。
なお、W20シリーズは、11月10日に発売された「AQUOSクアトロンプロ XL20」シリーズと同様に、セガの知育エンターテインメント・サービス「テレビーナ」に対応している。