フィリップスは13日、液晶ディスプレイの新製品として、4K解像度に対応した40型「BDM4065UC/11」と、WQHD対応の27型「272P4APJKEB/11」、フルHD対応の23.8型「238C5QHSN/11」の3モデルを発表した。11月中旬より順次発売する。価格はオープン。
BDM4065UC/11
「BDM4065UC/11」は、最大解像度が3,840×2,160ドット(4K)の40型ワイド液晶ディスプレイ。12月初旬より発売する。店頭予想価格は89,800円前後。
VA方式の液晶パネルを採用し、7W+7Wの大型ステレオスピーカーを搭載。5系統の映像入力端子を備え、Display Port 1.2で接続することで3,840×2,160ドット/60Hzでの表示に対応する。複数の映像入力信号を1画面に出力するマルチ画面出力も可能だ。高速充電機能を含めたUSB 3.0ポート×4基も装備する。
主な仕様は、解像度が3,840×2,160ドット(4K)、視野角が上下/左右ともに176度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が5,000:1(SmartContrast時:50,000,000:1)、応答速度(GTG)が8.5ms(SmartResponse時:3ms)。映像入力インタフェースは、HDMI×2(内1基はMHL対応)、D-sub×1、DisplayPort×2。本体サイズはW904×D213×H589mm、重量は約9.7kg。
272P4APJKEB/11
「272P4APJKEB/11」は、2,560×1,440ドット(WQHD)解像度に対応した27型ワイドモデル。12月初旬より発売する。価格はオープン。IPS-AHVA方式の液晶パネルを採用し、AdobeRGBとsRGBの色域を100%カバー。フリッカーフリー機能、200万画素のWebカメラなどを備える。
主な仕様は、解像度が2,560×1,440ドット(WQHD)、視野角が上下/左右ともに178度、輝度が350cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(SmartContrast時:50,000,000:1)、応答速度が12ms(SmartResponse時:5ms)。
映像入力インタフェースは、HDMI×2、DVI-DL×1、DisplayPort×2。3ポートのUSBハブ機能と2W+2Wのステレオスピーカーを搭載。スタンドのチルト角度は下5度/上20度、スイーベルが左右65度、150mmの高さ調節、ピボットが可能。本体サイズはW639×D242×H580mm、重量は約7.5kg。
238C5QHSN/11
「238C5QHSN/11」は、1,920×1,080ドット(フルHD)解像度に対応した23.8型ワイドモデル。11月中旬より発売する。価格はオープン。
AH-IPS方式の液晶パネルを採用し、独自技術「SmartImage」によって画面に表示されるコンテンツを分析して最適化。オフィス / 画像 / エンターテインメント / エコノミなどのモード選択時に、コントラスト / 彩度 / 鮮明度が動的に調整される。「SmartKolor」は、ディスプレイで表示される色の範囲を拡大する色拡張テクノロジー。PDFや書籍などの読みやすさを向上させる「SmartTxt」も搭載する。
主な仕様は、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、視野角が上下/左右ともに178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(SmartContrast時:20,000,000:1)、応答速度が14ms(SmartResponse時:5ms)。
映像入力インタフェースは、HDMI×2(内1基はMHL対応)、D-sub×1。2W+2Wのステレオスピーカーを搭載。スタンドのチルト角度は下5度/上20度。本体サイズはW533×D197×H414mm、重量は約3.8kg。