えちごトキめき鉄道はこのほど、イベント兼用車両のデザインについて発表した。新造ディーゼル車ET122を使用し、長岡造形大学(新潟県長岡市)との産学共同プロジェクトで制作されたデザインが施される。
同社は2015年3月14日の北陸新幹線長野~金沢間開業でJRから経営分離される並行在来線のうち、新潟県内の区間を引き継ぎ、信越本線妙高高原~直江津間は「妙高はねうまライン」、北陸本線市振~直江津間は「日本海ひすいライン」として開業予定。日本海ひすいラインでは、JR西日本のキハ122形がベースの新造ディーゼル車ET122が導入される。
イベント兼用車両もET122を使用し、通常は普通列車として運行されるほか、季節のイベントに合わせた臨時列車、利用者の要望に合わせた貸切列車としても運行予定だという。今回公開された2両のデザインはともに長岡造形大学の学生が制作したもので、それぞれ「日本海の海中を流れるようなデザイン」「3市(上越市・糸魚川市・妙高市)の花をモチーフにしたデザイン」となった。
なお、運行スケジュールをはじめ詳細については、「決まり次第、お知らせいたします」(えちごトキめき鉄道)としている。