一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12日、Adobe Flash Playerの脆弱性(APSB14-24)に関し、注意を喚起した。米Adobe Systemsはこの脆弱性に対処したFlash Playerの最新版を公開している。
Flash Playerの脆弱性(APSB14-24)を悪用した場合、細工したコンテンツを開かせることで、任意のコードが実行される恐れがある。脆弱性に対処した最新プログラムは、下記のバージョン。Google ChromeやInternet Explorer 10/11ににインストールされているFlash Playerも影響を受けるが、ブラウザを最新版にアップデートした場合、自動的に最新版のFlash Playerが適用される。
Adobe Flash Player
- Adobe Flash Player Desktop Runtime 15.0.0.223
- Adobe Flash Player Extended Support Release 13.0.0.252
- Adobe Flash Player for Linux 11.2.202.418
Adobe AIR
- Adobe AIR Desktop Runtime 15.0.0.356
- Adobe AIR SDK 15.0.0.356(コンパイラ版含む)
- Adobe AIR for Android 15.0.0.356
バージョンの確認は「Adobe Flash Player:Version Information」から、アップデートはFlash Playerダウンロードセンターから行える。