アネモイはこのほど、日本と世界のワーキングカップル(働く妻・夫)112名を対象に実施した「共働き事情」の調査結果を発表した。調査期間は9月2日~10月17日。調査対象国はアメリカ、カナダ、シンガポール、台湾、ネパール、タイ、中国、ドイツ、ニュージーランド、フィリピン、フィンランド、フランス他。
家事は手短に、家族と1日6時間過ごす!
調査ではまず、「家事をするのは好きですか?」と質問したところ、「はい(42.0%)」「どちらでもない(28.0%)」と回答した人は約7割だった。さらに「週何時間家族と過ごしますか?」という質問では、全体の3割超が週に40時間以上と回答。一日当たり約6時間は家族と過ごしていることがわかった。
続いて、家事にどれくらい時間をかけているのか聞いたところ、「あまり」と回答した人が圧倒的に多かった。
これらの結果から、家事はめんどくさい、大変というイメージがある一方で、家事を楽しんでいる人は割と多く、また、家事を手短に済ませ、家族との時間を楽しんでいることが伺い知れる結果となった。
8割のカップルが、パートナーは家事に協力的と回答
次に、パートナーが家事に協力的か聞いた結果、「はい(61.0%)」「どちらでもない(19.0%)」と、8割超の夫婦がお互い良いパートナーシップをもって家事の分担をしているようだ。
やりたいけどできないもの…「勉強」「息抜き」「趣味」
「本当はやりたいけどできないものはありますか?」と質問した結果、最も多かったのは「勉強」だった。また、「息抜き(リラックス)」や「趣味」にも票が集まったほか、「ボランティア」や「地域交流」と回答した人も割と多かった。
続いて「家政婦やベビーシッターを雇うことについてどう感じますか?」と尋ねたところ、「良い(73.0%)」「普通(10.0%)」「嫌だ(17.0%)」という結果に。全体の8割超が家政婦などの家族以外が家事をすることに肯定的であることが明らかとなった。
調査では「時には外部サービスなども利用し、家事ではなくリラックスしたり子供と遊んだりする時間を多くとることで家庭の幸せ度は高くなるのではないか」とコメントしている。