UR(独立行政法人都市再生機構)は11月14日~16日、高齢者の健康寿命の延伸をサポートする「健康寿命サポート住宅」の先行住戸の募集を、東京都北区・豊島五丁目団地および千葉県千葉市美浜区・千葉幸町にて行う。

「健康寿命サポート住宅」の先行住戸の募集を実施 ※画像はイメージ

健康で長く住み続けるための「健康寿命サポート住宅」

「健康寿命サポート住宅」は、高齢者が安全に住み続けられるための、多様な住環境のニーズに応える住宅。移動などに伴う転倒の防止に配慮することにより、ケガをしにくい、させない住宅とすることで、「1.自立→2.虚弱・要支援→3.要介護」といった高齢者の心身状況の変化の段階において、段階の移行を遅らせ、健康寿命の延伸をサポートすることを目指す。

「健康寿命サポート住宅」のイメージ

併せて、今回の先行住戸の募集において、ユーザー目線に立った意見収集の取り組みを実施する予定となる。意見収集の取り組みでは、部屋の中での段差への配慮、浴室での安全を高めるための配慮、手すりの設置などの改修内容について、来場者や実際に住んでもらったユーザーの意見を収集し、今後の住宅に反映させていくという。

今回実施する意見収集の取り組みはURでも新たな試みとなり、収集した意見は、平成27年3月をめどに整理する予定となる。

募集対象住戸は、「豊島五丁目」(東京都北区豊島5-4)および、「千葉幸町」(千葉県千葉市美浜区幸町2)。申込期間およびモデルルーム内覧期間は、11月14日~16日。現地案内所は、「豊島五丁目」が豊島五丁目8号棟集会所、「千葉幸町」はUR賃貸ショップ千葉幸町。現地案内所開設時間は、10時~16時。