財務省は10日、2014年9月末現在の「国債および借入金ならびに政府保証債務現在高」を発表した。それによると、国債や借入金、政府短期証券を合計した国の借金は1,038兆9,150億円となり、過去最大だった前期末(2014年6月末)に比べて4,981億円減少した。

借金総額を総務省が推計した2014年10月1日時点の日本の総人口1億2,709万人で割ると、国民1人当たり約817万円になる。

国債および借入金現在高(出典:財務省Webサイト)

主な内訳は、国債が前期末比5兆2,871億円増の758兆6,841億円、財政投融資特別会計国債が同1兆1,853億円減の100兆1,075億円、借入金が同1,443億円減の54兆4,724億円、政府短期証券が同4兆2,898億円減の116兆6,187億円となった。

政府保証債務現在高は前期末比2,746億円増の44兆3,891億円となった。