日本エイサーは11月13日より、Google Chrome OSを搭載した11.6型ノートPC「Acer Chromebook C720」の一般販売を開始する。価格はオープン、店頭予想価格は30,000円前後の見込み。
Acer Chromebook C720は、法人・教育機関向けとして2014年7月に発売済みだが、一般ユーザーからの要望が大きいことを受け、今回の発売となった。常に7秒以下で起動し、マルチセキュリティ(サンドボックス、暗号化、セキュアブートなど)を備える。2014年7月の記者会見にて、日本エイサーのボブ・セン代表取締役社長は、個人向けのAcer Chromebook C720は「時期は未定だが提供の準備は整っている」とコメントしていた。
Google Chrome OSは、基本的にはWebブラウザ(Google Chrome)を通して、Googleが提供している各種のWebアプリケーションを利用する仕組み。データの保存はGoogleドライブを使うため、インターネット接続がほぼ前提となる(オフライン利用も可能だが機能が制限される)。
Acer Chromebook C720の主な仕様は、CPUがIntel Celeron 2955U(1.4GHz)、メモリが4GBオンボード、ストレージが16GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、光学ドライブは搭載しない。11.6型の液晶ディスプレイは非光沢(ノングレア)タイプで、解像度は1,366×768ドット(WXGA)。
インタフェース類は、SDメモリーカードリーダー、Acer Crystal Eye HD Webカメラ、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×1、USB 2.0×1、ヘッドホン/スピーカー出力、HDMI出力など。バッテリ駆動時間は約8.5時間。本体サイズはW288×D204×H19.05mm、重量は約1.25kg。