無印良品を展開する良品計画のグループ会社である無印良品商業有限公司は12月12日、中国四川省成都市に世界旗艦店となる「無印良品成都太古里」をオープンする。
歴史ある成都の地から世界に向け、「感じ良いくらし」を発信
成都は三国時代に蜀の都として栄えた中国内陸部の大都市で、近年は四川省に点在する多くの世界遺産の観光基地として、世界中から多くの観光客が訪れる国際都市となりつつある。同店は、その成都の繁華街にほど近い史跡、大慈寺を中心としたショッピングモールの一角にオープン。中国初上陸となるCafé&MealMUJIおよびIDEE売り場を携えた、世界旗艦店となる。
海外での展開を拡大させている同社は、2014年10月末現在、日本以外の24の国と地域に286店舗、香港をのぞく中国に116店舗を営業。今回オープンする同店は、中国はもちろん海外285店舗の中でも最大となる総面積950坪の敷地にCafé&MealMUJI、IDEE売り場を併設している。商品や売り場だけでなく人を通しても同社の考える「感じ良いくらし」を伝えるため、日本で研修を行ったインテリアアドバイザー6名と、衣服コーディネートの提案をするスタイリングアドバイザー4名も着任し、来店者からの相談に対応するという。
オープン日は、12月12日。通常営業時間は、11時~22時を予定。所在地は、中国四川省成都市錦江区中纱帽街8号。売り場面積は710坪(地下1階~地上3階)。