キヤノンは、EOSシリーズ用の交換レンズ「EF-S24mm F2.8 STM」「EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM」を11月13日に、「EF400mm F4 DO IS II USM」を11月28日に発売すると発表した。
いずれも、9月16日にデジタル一眼レフカメラ「EOS 7D Mark II」と同時発表された交換レンズ。EF-S24mm F2.8 STMはEF-Sレンズとして初めてとなるパンケーキレンズで、22.8mm・125gと薄く軽い一本に仕上がっている。コンパクトながら、非球面レンズの採用により周辺部まで高画質が実現されているのも特徴だ。
EF24-105mm F3.5 IS STMはフルサイズCMOS搭載カメラ向けの標準ズームレンズ。質量が約525gと、Lレンズで同じ焦点距離を持っている「EF24-105mm F4L IS USM」に比べ、軽いのが特徴だ(EF24-105mm F4L IS USMは約670g)。
EF400mm F4 DO IS II USMは蛍石を上回る色収差補正効果と、非球面レンズの性質を備える回折光学素子(DOレンズ)が2層構造で装備された望遠レンズ。望遠レンズで生じやすい諸収差やリング状のフレアが抑制されているとともに、シャッター速度換算で4段分の効果を持つ手ブレ補正機構も備える。
希望小売価格はEF-S24mm F2.8 STMが23,000円、EF24-105mm F3.5 IS STMが70,000円、EF400mm F4 DO IS II USMが899,000円となっている(税別)。