楽天リサーチはこのほど、ボジョレ・ヌーボーに関する調査結果を発表した。同調査は、「楽天リサーチ」に登録しているモニターの中から全国の20代~60代の男女1,000人を対象に、10月15日から16日にかけてインターネットを通じて行ったもの。
ボジョレ・ヌーボーの生産地と解禁日の認知について聞いたところ、「生産地」については「はい」という回答が48.4%だった。解禁日については「いいえ」が82.4%と大半が知らないという結果となった(2014年の解禁日は11月20日)。
ボジョレ・ヌーボーの価格についてのイメージを聞いたところ、全体としては「安い」というイメージが42.2%と多かった。中でも、女性20代(50%)、男性40代(49%)では「安い」というイメージを抱いている人が多く、反対に男性60代(40%)、女性50代(39%)にとっては「高い」というイメージの割合が高かった。
ボジョレ・ヌーボーを過去に1度でも飲んだことのある人に、その理由について聞いたところ、「季節ものだから(31%)」「1年に1度のイベントだから(24.8%)」などイベントとして楽しむ人が多く、「味が好きだから(5.6%)」「香りが好きだから(5.2%)」という人は少なかった。
過去に1度でもボジョレ・ヌーボーを飲んだことのある人に、昨年の状況を聞いたところ、全体では36.1%の人が飲んだと回答した。年代別に見たところ、「男性20代」の半数以上が昨年飲んでいたという結果になった。また、今年の予定については「わからない(42.3%)」と4割以上がまだ決めていない状態であることがわかった。
過去にボジョレ・ヌーボーを購入した場所については、「スーパーマーケット(34.5%)」がトップとなり、続いて「酒屋(30%)」「デパート(17.3%)」という結果となった。性年代別に見ると、女性は男性に比べて「デパート」で購入する割合が8.9ポイント高く、男性は女性に比べて「酒屋」で購入する割合が14.9ポイント高かった。また、女性においては「プレゼントでもらう(18.2%)」という項目も男性と比較して差が出ていた。
購入の決め手は「価格(23.2%)」「話題になっている(22%)」が上位となった。価格について、実際の1本あたりの予算を聞いたところ、「お店で飲む際の予算」では「2,000円以上から3,000円未満(23%)」、「購入する際の予算」では「1,000円以上から2,000円未満(39.3%)」が最も多かった。
過去にボジョレ・ヌーボーを飲んだ時のシチュエーションについて聞いたところ、「自宅で家族と(47.4%)」「自宅で一人で(17.9%)」などの「自宅で」楽しむものが上位に集中した。また、中でも一人で自宅飲みを楽しむ人は、男性50代が31.5%と最も多いことがわかった。