東武鉄道は12月7日、埼玉県久喜市の南栗橋車両管区にて、「2014 東武ファンフェスタ」を開催する。今年はイベント開催に合わせ、伊勢崎線館林駅から南栗橋車両管区まで直行する臨時列車「2014 東武ファンフェスタ号」を運転するという。

昨年の東武ファンフェスタの様子

臨時列車「2014 東武ファンフェスタ号」は、昨年6月から東武アーバンパークラインで運行開始した60000系に、同フェスタ10周年の記念ヘッドマークを掲出して運転。60000系が伊勢崎線内を営業運転するのはこれが初めてとなる。ツアー商品として発売されるため、乗車には事前予約が必要。ツアーは北千住駅発または館林駅発となり、北千住駅発の場合は特急「りょうもう3号」(北千住駅7時52分発)で館林駅まで移動する。

記念弁当付きで、旅行代金は北千住駅発8,500円、館林駅発6,700円。東武トラベル各支店などで予約受付を行い、定員(北千住駅発250名、館林駅発50名)に達し次第締め切る。乗車特典として、記念乗車証、通勤車両78系(1986年頃まで東武本線系統で活躍)で使用された「準急プレート」(プラスチック製レプリカ)を乗客全員にプレゼントする。

イベント会場では、7編成が登場する車両撮影会、車両工場見学会、鉄道グッズ販売、軌陸両用型架線作業車や車両洗浄線の体験乗車(往復はがきによる事前予約制)、制服着用体験、運転台見学、保守用車両展示などを行う。鉄道グッズ販売には、東武鉄道社紋プレート(真鍮製レプリカ)、東武鉄道旧車掌用カバン(本革製レプリカ)も登場するとのこと。

ステージでは、鉄道ジャーナリストの渡部史絵さん、東武博物館名誉館長の花上嘉成氏によるトークショーなどを繰り広げる。イベント見学時間は10~15時(最終入場14時30分)で、雨天決行、荒天中止となる。