チャコットと三井不動産レジデンシャルは11月7日、東京都中央区の勝どきに、複合商業施設「ダンスキューブ勝どき」をグランドオープンさせた。
同施設は、バレエの美しさと健やかなライフスタイルを体感できる、日本初のバレエをテーマにした複合商業施設。地上3階、延べ床面積約984平方メートルの施設内には、バレエスタジオのほか、物販店、飲食店などのテナントも入る。
バレエスタジオでは、大人向けのバレエ講座はもちろん、本格的な子ども向けバレエ講座も開講する。
現役バレエダンサーや著名なバレエ団でプロダンサーの指導も務める人材を講師に迎え、初心者から経験者まで幅広く対応する本格的な講座を多数用意する。11月27日には、元パリ・オペラ座エトワールでスペイン国立ダンスカンパニーの芸術監督に就任した、ジョゼ・マルティネズ氏のバレエレッスンも開講予定となっている。
また、バレリーナのヨガと言われている「ジャイロキネシス/ジャイロトニック」レッスンも開講。日本ではまだ実施施設が少ないが、同施設では専用のトリートメントルームを設け、マシンも3台配置する。
バレエスタジオに隣接するカフェでは、イベント開催時にはバレエを見ながら食事を楽しむことができる。トーシューズのリボンをイメージした「季節野菜のリボンサラダ」や、ビタミンB群を豊富に含む「北海道産仔羊のロースト」など、バレエにちなんだものや、身体作りに適した料理を提供する。
1階の物販店「チャコット勝どき店」では、舞台ニーズ以外でも支持が高いコスメ「チャコット フォープロフェッショナルズ」を販売。プロメークアドバイザーのメイク講習も随時開催する。その他、レッスンウエアや、普段着としても活用できるライフスタイルアイテムなど、さまざまなニーズに応えるアイテムを取りそろえる。
両社は同施設を通じて、湾岸エリアを中心とする住民のコミュニティースポットを創造すると共に、バレエ・ダンス参加人口の拡大を目指していくという。