エレコムはこのほど、小規模オフィスやサーバ向けのLinux搭載NAS「NSR-MS」シリーズの2TBモデル「NSR-MS2T2BLB」向けのスペアドライブを発表した。HDDにはウエスタンデジタルの「WD Red」を採用し、1TB / 2TB / 3TB / 4TBの4モデルを用意。11月上旬に発売する。価格は1TBが30,780円、2TBが40,500円、3TBが56,160円、4TBが91,800円。
「NSR-MS」シリーズは、利用人数が50人以下の小規模オフィスなどに向けたNAS。中でも2TBモデル「NSR-MS2T2BLB」は、より小規模な現場に適したモデルだという。HDDにはNAS向け技術のNASware2.0を搭載したウエスタンデジタル製「WD RED」を採用し、低消費電力・低発熱・低故障率を実現する。
「NSR-MS2T2BLB」では、ホットスワップ(RAID 1構成時)に対応し、電源を入れた状態でスペアドライブとの交換が可能で、システムを止めることなくドライブ交換が行える。また、オートリビルド機能により、交換後は自動的にRAIDの再構築ができるという。
インタフェースはSATA 6Gb/s。本体サイズはW115×D155×H28mm。重量は1TBモデルが約430g、2TBモデルが約680g、3TBモデルが約720g、4TBモデルが約760g。