「いい夫婦の日」をすすめる会はこのほど、11月22日の「いい夫婦の日」に先駆けて、全国の18歳~69歳の既婚男女1,000名を対象に実施した「2014年度いい夫婦の日」に関するアンケートの結果を発表した。調査期間は10月6日~8日。
38.6%が、生まれ変わっても「今の相手を選ぶ」と回答
「生まれ変わったとしたら、今のパートナー(夫もしくは妻)を選びますか?」と質問したところ、全体では「どちらともいえない」が38.8%で最も高いものの、「今の相手を選ぶ(38.6%)」が昨年の33.5%から5.1ポイントUPとなった。
男女別でみると、夫は「今の相手を選ぶ(42.8%)」が最も高いのに対し、妻は「どちらとも言えない(38.4%)」の割合の方が最も高くなっており、夫婦間で若干のギャップが見受けられた。
78.8%が「夫婦円満」と回答
夫婦円満だと思うかとの問いにおいて、全体では「とても円満(27.4%)」「まあ円満(51.4%)」と、およそ8割が「円満」と回答した。また「円満ではない計」は7.9%にとどまり、昨年とほぼ同様の結果となった。
さらに、夫と妻の「円満計」を比較したところ、妻より夫のほうが3.2pt円満と感じている割合が高いことも明らかとなった。
夫婦円満の秘訣は「会話」と「信頼」
最後に、夫婦円満のために大切だと思うことを教えてもらったところ、「話をする・聞く(46.7%)」が最多で、次いで「言葉にして感謝を伝える(41.4%)」、「信頼する(37.8%)」と続いた。
生まれ変わったとしたら今のパートナーを選ぶかの問いと掛け合わせると、「信頼する」の回答が【今の相手を選ぶ】層では47.9%であるのに対し、【どちらとも言えない】層では35.3%、【別の人を選ぶ】層では24.8%と、差が大きいことが判明した。このことから、「夫婦円満のために『信頼する』ことを重視するかどうかは、来世の結婚相手選びの分かれ目の1つと言えそうだ」と同調査。
一方、「程よい距離感(干渉しすぎない)」においては、【別の人を選ぶ】層(35.8%)と【どちらともいえない】層(39.2%)でともに3番目に高い割合となっており、【今の相手を選ぶ】層(24.6%)と比較すると10pt以上の差がついていることが明らかに。調査では「夫婦円満のためには『程よい距離感』よりも『信頼』を重視したほうが良さそう」とコメントしている。