オリエント時計は4日、同社がスポンサードするレーシングチーム「STI」の2014年ニュルブルクリンク24時間レースへの参戦を記念した、自動巻(手巻付き)の機械式時計「ORIENT×STI M-FORCE 200m 2014年ニュルブルクリンク24時間レース参戦記念モデル」を発表した。11月22日から発売し、税別価格は63,000円。全世界で1,500本の限定モデルとなる。

「オリエント M-FORCE」シリーズは、1997年から発売されている本格的スポーツウオッチシリーズ。「M-FORCE」(=メカニカル・フォース)の通り、"強さ"を表現した機械式時計だ。今回の新モデルは、2014年6月に発売した「オリエント M-FORCE 200m Light Sports」の限定モデルとなる。

M-FORCEは、JIS規格のスキューバ潜水用200m防水機能や、特殊構造による衝撃吸収性を備えつつ、タウンユースにも合わせやすいデザインを採用。ケースサイズは49.1mmと大きめで、M-FORCE共通のコンセプトである、厚みを強調した屈強な印象を与える。また、バンドとの接合部を一本足形状にすることで、ケースの存在感を高めるとともに、ダイバーズウオッチでありながらもすっきりとした印象にまとめた。

ORIENT×STI M-FORCE 200m 2014年ニュルブルクリンク24時間レース参戦記念モデル

限定モデルのダイヤルには、STIマシンのボディカラーであるブルー、分針やベゼルにはSTIのコーポレートカラーであるチェリーレッドを配色し、文字板にはSTIのロゴを入れている。ドライバーが瞬時に時刻を認識できるよう、時針と分針の色分けを行うなど、実際のレースにおける実用性も兼ね備えた。バンドはケースの形状に合わせ、カットの入った無垢3列駒を採用し、シンプルなデザインとしている。

機能面では、残りの駆動時間がひと目で分かるパワーリザーブインジケーターや、秒針停止装置を装備。さらに、腕からの脱落を防ぎやすくするプッシュWロック三つ折式のバンドなど、本格的ダイバーズウオッチらしい基本スペックを備えている。そのほか、ケース素材はステンレススチール+グレー色メッキ、風防ガラスはサファイアガラス、最大巻き上げ時の駆動時間は40時間以上、耐磁性能は耐磁1種など。本体サイズは縦54.1×横49.1×厚さ14.0mm。