TOKIOの松岡昌宏が、5日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『TOKIOカケル』(毎週水曜23:00~23:30)で、理想の死に際と引退について語った。
結婚願望は「ない」と言い切った松岡は、「臆病だからかもしれないけど、死ぬ時は1人だと思ってる。1人で死ぬもんだと思っていれば悲しくないじゃん。そこはいつも思っている」と自身の死生観についても触れた。「いつも死のことは考えている」という松岡に、国分太一は「えー! 本当!?」とびっくり。
さらに松岡は「世の中で何が一番欲しいですかと言われたら、自分の寿命を知りたい。そしたらもう働かなくていいかもしれないし」と語り、長瀬智也は「なるほど」と納得。山口達也からの「(寿命が)明日って言われたら?」には、「それでもいい。どうせ死ぬんだもん」と答え、仮に明日死ぬと分かった場合はメンバーを集めて酒を酌み交わしたいという。
これに長瀬は「電話もらった方の気持ちも考えてほしいよね(笑)」とツッコミ。松岡の「それは悲しいけど、みんなもそれぞれいろんな人の死を見てきてるじゃん? 自分も来るわけじゃん。だから、死ぬって悲しいもんじゃないんだよね」という達観した姿勢に、メンバーからは「すげえな」と感嘆の声が上がった。
自身初の時代劇『大忠臣蔵』(TBS系 1994年)で大石主税を演じた松岡。自身の引退について「吉良上野介をできたら、リタイアしてもいいかな」と語り、「必ず終わりをきちんとしたい」と何事も引き際にこだわりがある様子。また、「死ぬ時に必ず100万円持っていたい」とも明かし、「看取る人にあげたい。俺を看取ってくれてありがとうって。これでうまいもん食うなり旅行するなり、楽しいことに使ってほしい」と笑顔で話していた。