総合情報サイト「All About」を運営するオールアバウトと、沖縄観光コンベンションビューローはこのほど、共同で行った「50代~60代の"夫婦関係"」に関する実態調査の結果を公表した。
同調査は、"旬香周島おきなわキャンペーン"の一環として、"いい夫婦の日"である11月22日にあわせて行われた。東京・大阪に住む50代から60代の既婚男女1,100名を対象に、8月21日から22日に掛けてインターネットリサーチで実施した。
夫婦のぎくしゃくは旅で解決?
「日常の夫婦間のコミュニケーションツールで何を使用しているか」と聞いたところ、「電話で会話」(76.6%)が最も多かった。2番目に多かったのは「携帯のキャリアメール(ショートメール)(63.6%)」だった。また、若年層を中心に人気の高い「LINE」は14.5%と、「手紙・メモ書き」(27.9%)よりも利用率が低い結果となった。
「1日の夫婦の平均会話時間」を尋ねたところ、「30分以上1時間未満」(28.8%)、「1時間以上3時間未満」(26.3%)がボリュームゾーンとなった。一方で、「30分未満」、「ほとんど会話しない」という層も3割近くいることが明らかになった。
「ここ数年における夫婦2人きりでの旅行の頻度」について尋ねたところ、「年に1回以上」行く人(年に1回、半年に1回、年に3回以上の合計)が約5割となった。その一方で、「全く行かない」という夫婦も約3割存在。今後のシニア旅行の潜在需要を表す結果とも言えるとしている。
「旅行先での1日あたりの会話時間が、普段と比べてどのくらい増えると感じるか」を尋ねた。その結果、「1.5倍以上増える」(50%以上75%未満、75%以上100%未満、100%以上の合計)と回答した人が約3割となった。
「旅行先での相手の言動でカチンとくるもの」を尋ねた。その結果、「特にない」(43.6%)が圧倒的に多く、次いで「歩くペースが早い、または遅い」(16.6%)、「就寝時のイビキがうるさい」(16.2%)は、2割にも満たない結果となった。