ゲームにもOCにも適したWSマザー

ASUSの「X99-E WS」は、LGA2011-v3向けのワークステーションマザーボード。拡張スロットは全てPCI Express x16形状で、x16帯域による4-Way SLI/CrossFireXをサポートするのが特徴だ。高効率・高耐久の電源回路を備えており、安定性が高く、オーバークロックにも高い能力を発揮する。価格は64,500円前後だ。

ASUSの「X99-E WS」。フォームファクタはSSI CEBとなる

バックパネル。IntelチップのデュアルGbEのほか、eSATAも備える

拡張スロット。7枚差しの時の帯域はx16/x8/x8/x8/x16/x8/x8だ

電源には高効率・高耐久な「ビートサーマルチョーク」を採用した

また同社からは、同じくX99チップセットを搭載する「X99-PRO」も新発売となっている。32Gb/sのM.2スロットを2つ搭載するほか、IEEE802.11acの無線LANも付属する。こちらの価格は41,500円前後。

白いカバーが特徴的な「X99-PRO」。フォームファクタはATXだ

M.2は基板上に1スロット、付属のアドオンカードでもう1スロット

SATAが"ほぼ使い放題"のX99マザー

ASRockの「X99 Extreme11」は、なんとSATA3.0のポートが18個もあるという超弩級のマザーボード。そのうちの8ポートはLSI製「SAS 3008」コントローラによって実現しており、これは高速なSAS 12Gb/sに対応している。これだけあれば、もはや「SATAポートが足りない」という心配とは無縁だ。価格は90,000円前後。

ASRockの「X99 Extreme11」。クーラーにはファンも付いている

マザーボードの端っこに並ぶ18個のSATAポート。これだけあると壮観

基板上に32Gb/sの「Ultra M.2」ソケットをデュアル搭載するのも特徴。またPLX製「PEX 8747」ブリッジチップのデュアル搭載により、フル帯域の4-Way SLI/CrossFireXを実現している。

拡張スロットの間にUltra M.2が2つ。どちらも32Gb/sに対応している

バックパネルは、IntelチップのGbE×2、USB3.0×4、eSATA×2など