10月6日、Huawei(ファーウェイ)は、日本向けに高性能スマホ「Ascend MATE 7(アセンド メイト 7)」を12月に発売すると発表しました。このモデルの一番の特徴は、iPhone 6やNexus 6と比較しても遜色のない高性能なSIMフリースマホということです。
今までのSIMフリースマホは1万円~3万円程度の手頃なモデルに格安SIMを入れて使う、海外に持っていった場合に現地のSIMカードを入れて使うことが多かったのですが、今回発表された「Ascend MATE 7」はとにかく高級感、高性能にこだわっており、価格は先行発売されている欧州にて399ユーロ(日本円で約68,000円)。日本で販売される際も近い金額になると思われます。
高級感あふれるボディに大容量バッテリー
6インチスマホということで、やや大きめなスマホ(ファブレット)ですが、そのためかバッテリーは4,100mAhと大容量。それを包むボディ素材にはメタルを採用。他の端末と比較しても高級感のあるデザイン性が高いSIMフリースマホに仕上がっています。
オクタコアCPUを搭載
スマホの頭脳とも言えるCPUは、8つのコア(頭脳)を搭載。現在販売しているスマホの主流はクアッドコア(4つのコア)ですが、このモデルはオクタコア(8コア)と、倍の数が入っています。国内においてSIMフリースマホは、キャリアスマホよりも低スペックというイメージもあるかと思いますが、このAscend MATE 7はパワフルに動作してくれそうですね。
下り最大300Mbpsに対応した通信機能
もちろん、LTEによる高速データ通信にも対応。NTTドコモ、ソフトバンク、ワイモバイルのデータ通信のバンド帯が利用可能です。また、現在規格上サービスインされていないLTE速度の下り最大300Mbps(理論値)にも対応しています。今後、通信速度が速くなった際も使えるのは大きな魅力ですね。
指紋認証システムにも対応
このモデル、実は富士通製スマホやiPhoneにも搭載されている指紋認証システムに対応しています。パスワードロックよりもセキュリティ性能が高く、ロック解除がカンタンな指紋認証。今後、さまざまなスマホの搭載機能になることでしょう。
ディスプレイが美しい
世界初となるJDI製IPS-NEO技術採用のSuper 6インチ フルHDディスプレイを搭載。このディスプレイがスゴイのは、どの角度からでも画面の色が変わらないこと。例えば斜めから見ても、黒はしっかりと黒として表現され、白っぽくなりません。美しい映像を、どの角度から見ても美しく表現してくれます。
自分撮りも綺麗なカメラ
メインカメラは1,300万画素、インカメラは500万画素を搭載しています。注目は、インカメラの500万画素。インカメラとしてはかなり高画素ですが、これは自分撮り(セルフィー)でも被写体を美しく表現するためです。
さすがに予想価格7万円のモデルは高性能ですね。キャリアから販売されているスマホと比較しても遜色ないレベルに仕上がっています。あえてターゲットを設定するならビジネスマンでしょうか。高級感あるデザインや素材、長時間の駆動に耐えられるバッテリー、情報を外部に漏らさない指紋認証システム、Office文章の表示や編集も待たせないオクタコアCPUなど、まさにビジネスシーンで役立つこと満載。
格安SIMで月々のランニングコストを抑え、スマホは高級なものを使うのがスマートかもしれませんね。
※1 LTE規格上の最大速度。実効速度はネットワーク側の規格、使用環境や電波状況、ご契約のSIMのサービス内容により変動します。
■ 記事提供:SIM通
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