トリップアドバイザーはこのほど、旅行に関する様々な情報をインフォグラフィックにして定期的に公開する「トリップグラフィックス」の第98回として、「知らなかったでは済まされない!!世界の罰金刑」を公開した。
貝殻を持ち帰りで約22万円の罰金刑に!
同サイトでは、旅行に関するさまざまな情報をインフォグラフィックにして定期的に公開している。今回のテーマは「世界主要都市の罰金刑」。「電車内で居眠り」など、日本では多くの人が行っている行動が、罰金刑となってしまう国やその金額をインフォグラフィックで紹介している。
先に挙げた「電車の中で居眠りする」はUAE(ドバイ)では、罰金DH300(8,957円)となる。イタリアの名所・スペイン広場で映画のようにジェラートを食べると、最大で500ユーロ(6万9,115円)の罰金刑に。さらにイタリアではヴェネツィアのサン・マルコ広場のハトに餌を与えても、最大500ユーロ(6万9,115円)の罰金刑となる。
電車や路上での罰金刑を挙げると、イギリスでは「地下鉄で乗り越す」と80ポンド(1万4,220円)、アメリカ(ニュージャージー)では「歩行中に携帯電話でメールを打つ」とUS$85(9,321円)、「横断歩道以外の場所で道路を渡る」(ハワイ)とUS$130(1万4,256円)、「地下鉄で飲酒をする」(ニューヨーク)とUS$50(5,435円)。
美しい景観を守るための罰金刑としては、マレーシア(クアラルンプール)の「立小便をするとRM100(3,349円)」、タイ(バンコク)の「タバコを路上に捨てるとB2,000(6,758円)」、シンガポールの「街なかでゴミをポイ捨てするとS$1,000以下(8万5,958円)」などがある。シンガポールではさらに、「水洗トイレの水を流さない」とS$150以下(1万2,893円)」という罰金刑もある。
ユニークなものとしては、「ズボンの腰履き」をすると、初犯でUS$50(5,435円)の罰金刑になるというアメリカ(ルイジアナ)の例。高額な罰金刑はサイパンの「サンゴや貝殻を採取する」で、US$2,000以上(21万9,330円)となっている。
※換算レートは2014年10月1日現在のもの