アンケートサイト「Qzoo」を運営するゲインはこのほど、「歯の白さに関する意識調査」の結果を発表した。同調査は、同サイトのモニターである20~40代の働く男女300名を対象に、10月8日から10月10日にかけてインターネットを通じて実施したもの。300名の職種および男女別の内訳は、営業職100名(男性50名/女性50名)、人事担当者100名(男性50名/女性50名)、受付スタッフの女性100名となる。
「歯が黄ばんでいる人にどのような印象を持つか?」という質問をしたところ、第1位「笑顔の輝きが減る」(84.3%)、第2位「不潔に見える」(80%)、第3位「好きな人でも冷める・がっかりする」(73%)が上位を占め、歯の黄ばみはマイナスの印象を与えがちということがわかった。
「歯の黄ばみによる『笑顔の輝き』が歯が黄ばんでいるとどの程度イメージダウンするか?」と聞くと、「50%以上イメージダウンする」という回答が全体で7割(69.3%)となり、5人に1人(18%)は「100%イメージダウンする」と答える結果となった。
「仕事ができない/一緒に仕事をしたくない」と思う人の見た目の条件を聞くと、第1位「身なりがだらしない」(70.3%)、第2位「髪の毛にふけがある」(61.3%)、第3位「歯が黄ばんでいる」「服装や身に着けているものが派手」(同率31%)の順となった。このことから、歯の黄ばみは仕事の評価にも大きく影響することが判明した。
仕事のシーンごとに、歯の黄ばみが気になる度合いを聞いたところ、商談時に気になる人は全体では28.7%であるのに対し、営業職は36.%と高めの結果に。また、プレゼンテーション時についても、全体では「気になる」は29.7%だが、営業職は37%と高くなっている。このことから、職種別では歯の黄ばみは特に営業職の人が気にしていると言える。
調査対象の男性100名に対し、歯の白さのみが違う同じ女性の顔写真を2枚提示し、「何歳に見えるか?」という質問をしたところ、歯が白い「A」の顔写真は平均22.6歳という回答だったのに対し、歯が黄ばんでいる「B」の顔写真は平均25.3歳という結果となった。歯が黄ばんでいるだけで2.7歳も老け顔に見られることがわかった。
一方で調査対象の女性200名に対し、歯の白さのみが違う同じ男性の顔写真を2枚提示して同様の質問をしたところ、歯が白い「A」の顔写真は28.1歳に見えるのに対し、歯が黄ばんでいる「B」の顔写真は31.2歳という結果となり、歯が黄ばんでいるだけで3.1歳も老け顔に見られているという結果が出た。
「自分の歯がどの程度白いと思うか?」について聞くと、「白いと思う」と回答した人は4割(40.3%)で、6割(59.7%)は「黄ばんでいると思う」と回答しており、歯の白さには自信がない人が多いことが判明。さらに職種別に見ると、受付業務を行う女性が「白いと思う」と答えた割合が32%と最も低く、意外な結果となった。
普段実践しているオーラルケアについて聞くと、「デンタルフロス/歯間ブラシを使う」(32%)「定期的に歯医者でクリーニングする」(29.3%)「デンタルリンス(洗口液)を使う」(27.3%)「常に歯ブラシを持ち歩く」(26.3%)などが挙がった。
全体の8割(80.7%)が何らかのオーラルケアを行っており、歯の白さ別に見ると、歯が白い人の方がオーラルケアの実施率が高い(歯が白い90.1%/歯が黄ばんでいる74.3%)結果となった。このことから、オーラルケアに積極的だからこそ、歯の白さを保てていることがわかるという。