アンテロープキャリアコンサルティングは10月30日、同社の登録者データベースをもとに実施した「プロフェッショナル人材が住む東京エリア」の調査結果を発表した。
1位は渋谷区、2位は港区、3位は世田谷区
同調査は、2014年10月現在の同社登録者のうち、東京都内に住所があり、かつ直近の就業企業が金融もしくはコンサルティング業界に属している人(金融:4,855名、コンサル:2,687名、全体7,542名)を対象とした。
調査の結果、金融とコンサルティング業界どちらの業界においても、1位は渋谷区、2位は港区、3位は世田谷区だった。この3区の居住率だけで全体の33.59%を占めている。さらに具体的な住所の記入があったデータにおいて見られた地名は、渋谷区では広尾、恵比寿、上原など、港区では六本木、白金、芝浦など、世田谷区では成城、駒沢、用賀などだった。
4位以下では業界によって順位に若干のばらつきが生じている。金融業界の4位(6.36%)に入っている中央区はコンサル業界では9位(5.06%)にランクイン。一方でコンサル業界5位(5.99%)の品川区は金融業界では8位(4.92%)になっている。
同調査対象者の大部分が23区内に住んでおり、市部に住んでいる人材の割合は6.78%にとどまっている。その市部の中でもっとも人気があったのは調布市で全体の22位(1.01%)、以下、23位の武蔵野市(0.94%)、24位の三鷹市(0.82%)となった。