タレント事務所・トップコート主催のオーディション「トップコート20thスターオーディション」最終審査会が2日、都内で行われ、グランプリに大学生の小林京香さん(18歳)が選ばれた。
木村佳乃や成宮寛貴、佐々木希、松坂桃李らが所属する芸能事務所のトップコートが、創立20周年を記念した同オーディションを開催。応募総数1万315通の中から選出された12人のファイナリストが、この日行われた最終審査で演技審査と特技審査に臨み、FINEBOYS賞に馬場貴志さん(21歳)、with賞に山崎あみさん(17歳)、審査員特別賞に飯作雄太郎さん(19歳)、グランプリに小林京香さん(18歳)が受賞。なお、グランプリの小林さんには優勝賞金100万円が贈呈され、同事務所所属となる。
自分の名前を呼ばれて信じられない表情を見せた小林さんは「本当に嬉しいです。演技審査をとにかく頑張ろうと思ったんですが、その結果が出て本当に良かったです」と顔をほころばせて「一つ一つが終わって緊張がほぐれ、それが終わって楽しめたと思ったので、どんな結果でも悔いがない審査になりました」と満足げ。小学校6年生の頃から女優になりたいと思ったといい、憧れの女優として「橋本愛さんです。同い年なんですが、橋本さんが出られていた『管制塔』を見て心に響きました。私も心に響く役者さんになりたいです」と話し、「いつか自分が主演の映画に出てみたいです」と目を輝かせた。
この日は同事務所の佐々木希と松坂桃李もプレゼンターとして登場。2人とも小林さんと同じくコンテスト出身だが、松坂が「初めてにも関わらずこんなにも堂々とされていて素晴らしいと思いました。特に小林さんは存在感もありましたよ」と絶賛すれば、佐々木も「小林さんには華があって、見た瞬間に心を奪われて見入ってしまいました。時が止まりましたね。それぐらい惹かれるものがありましたよ」と賞賛。また、芸能界の先輩として「自分以外の人に尊敬することが大事。関わる人を大事にして感謝し、尊敬すると、必ず自分に返ってきますよ」(松坂)、「自分を信じることが大事。今後辛いこともあるので、感謝の気持ちを忘れなければ見ていてくれる人は必ずいます」とアドバイスを送っていた。