東京ディズニーランドでは、31日まで「ディズニー・ハロウィーン」を開催している。ランドでフル仮装ができるのは、ハロウィーン期間の今だけ。今年の参加者たちの気合の入った姿をご紹介しよう。
「アナと雪の女王」仮装が人気、ディズニープリンセスも
そもそも「フル仮装」とは、全身ディズニーのキャラクターになりきった装いのこと。通常期間は小学生以下にしか許されておらず、仮装できるのはディズニーアニメーションやパークのアトラクションに登場するキャラクターのみ。
今年の人気仮装は映画『アナと雪の女王』で、園内ではそれぞれ工夫が凝らされたたくさんのアナとエルサに会うことができた。ドレスは「自分で作った」という人や「購入したドレスを自分でカスタマイズした」という人などさまざま。
ディズニープリンセスの仮装を複数人で合わせて参加している人も多かった。ドレス姿のプリンセスたちが何人も集まるといっそう華やかだ。
親子仮装もランドならではの楽しみ
また、家族で仮装をしている人たちもいた。通常の期間でも仮装した子どもはよく見かけるが、親子がそろうとさらに世界観に迫力がある。世代が広いためコンセプトをしっかり作りこんできていたり、若い人では出せないキャラクターの味わいを出しているお父さんがいたり、ランドならではの光景かもしれない。
禁止事項を乗り越えて実現させた仮装がかっこいい
禁止事項もあり、「仮面やゴムマスクの着用」「付け髭」「顔一面に濃い色のメイク」「傷メイク」「棒状の長いものや先端が尖ったもの、モデルガンなどの持ち込み」「過度な露出」「下着や水着が見える装い」「引きずるほど長いドレス」などは認められていない。そのため、今回会ったジャック・スパロウのひげはなんと自前。ダース・ベイダーも仮面が禁止されているため前後逆の仮装で、後頭部にマスクが装着されている。
期間中はランド内に着替えスペースも用意されており、「仮装チェックシート」は公式サイトからダウンロードできる。また、シーでは小学生以下を除きフル仮装はできない。参加者の中には数年をかけて衣装を準備してきたという人もいた。1年に2週間だけの特別な期間。来年も楽しみだ。