えちごトキめき鉄道(新潟県)は2015年3月14日の開業に合わせ、新造ディーゼル車ET122を導入する。11月1日には糸魚川駅構内にて車両見学会も開催する予定だ。
北陸新幹線長野~金沢間開業にともない、JR東日本・JR西日本から経営分離される並行在来線のうち、えちごトキめき鉄道は新潟県内の区間を引き継ぐ。妙高高原~直江津間(現JR信越本線)は「妙高はねうまライン」、市振~直江津間(現JR北陸本線)は「日本海ひすいライン」として、3月14日から営業開始される。
新造ディーゼル車ET122は日本海ひすいラインに導入される車両。製造は新潟トランシスで、JR姫新線のキハ122形をベースに新造された。車体下部には鮮やかなブルーを配し、日本海の波をイメージしたデザインに。「トキてつ」のロゴも車体側面に入った。車内は2列シート+1列シートの配置となり、空間が広く取られている。
車両見学会は11月1日10~15時に開催(荒天時は中止)。糸魚川駅構内に展示されるが、「駅ホームからは行けません」とのこと。参加費は無料(事前申込み不要)で、車内も自由に見学できる。先着500名に来場記念プレゼントも。
新造ディーゼル車ET122は日本海ひすいラインの開業と同時に営業運転を開始し、1両または2両編成で運転される。なお、妙高ひすいラインではJR東日本から譲渡されたE127系を改修し、使用する予定。日本海ひすいラインとは異なるグリーンを主体としたデザインとなるが、ロゴマークなどで統一感を持たせるという。