日本自動車工業会は30日、2014年度上半期(4~9月)の自動車輸出実績を発表した。それによると、上半期の自動車輸出台数は前年度同期比4.9%減の223万5,742台となり、2年連続で前年度を下回った。
車種別に見ると、乗用車は前年度同期比6.0%減の192万1,962台と2年連続のマイナス、トラックは同2.8%増の24万3,528台と2年ぶりのプラス、バスは同3.8%増の7万252台と3年連続のプラスとなった。
会社別では、トヨタが前年度同期比6.6%減の89万9,307台、マツダが同2.3%増の38万4,325台、富士重工が同12.8%増の26万1,345台、日産が同20.1%減の23万3,663台と大幅減、三菱が同12.8%増の18万9,466台などとなった。
2014年9月の自動車輸出台数は前年同月比3.3%減の41万181台と、2カ月連続で前年を下回った。
併せて発表した2014年度上半期の自動車国内生産実績によると、上半期の自動車生産台数は前年度同期比0.8%増の478万2,877台となり、2年ぶりに前年度を上回った。
車種別に見ると、乗用車が前年度同期比0.4%増の404万785台と2年ぶりのプラス、トラックが同3.5%増の67万2,219台と3年連続のプラス、バスが同3.2%増の6万9,873台と同じく3年連続のプラスとなった。
2014年9月の自動車生産台数は前年同月比2.6%減の85万1,051台と、3カ月連続で前年を下回った。