不動産・住宅情報サイト「HOME'S」を運営するネクストはこのほど、2020年に暫定開業を予定しているJR山手線新駅の駅名候補ランキングを発表した。

東京都民に聞いたJR山手線の新駅「駅名ランキング」結果

このランキングでは、東京都在住の20~59歳までの男女計480人からインターネットにて回答を得た。最も支持を集めた駅名は「高輪」で、「覚えやすい。響きが良い」「高級感がある」などの理由が多く、回答者の4分の1以上の支持を得た。

2位は、駅の場所だけでなく新駅であることもわかりやすいとして支持された「新品川」。3位の「芝浦」には、「他の路線にも似たような名前がなく、一番混乱しなそう」との声が寄せられた。「高輪」「新品川」「芝浦」の上位3位で過半数を占めていることから、奇をてらわない駅名が広い支持を集めていることがわかる。

一方、4・5位には、「東京サウスゲート」「オリンピック2020ターミナル」といったカタカナ駅名がランクイン。「国際感があって東京らしい」「東京オリンピックの開催で活気づき、人々の記憶に残りそう」などの声があったという。

付随した設問で、回答者の望む新駅や路線について尋ねたところ、「都心に向けた電車ばかりでなく北と南、各路線を縦に結ぶ電車が欲しい」「豊洲から東陽町に抜ける南北の路線は是非欲しい」など、東京の南北を結んだ路線を望む声が見受けられたという。「都心ばかり開発されているが、都下ももっと視野に入れてほしい」と、東京の西における交通についての意見もあったという。