米GoogleのATAP (Advanced Technology and Projects)グループは29日(現地時間)、2015年1月に米国とアジアで「Project Ara」の開発者カンファレンスを開催することを発表した。Project Araは、モジュールでカスタマイズできるスマートフォンを開発している。
開発者カンファレンス「Project Ara Module Developers Conference」は、まず1月14日に米カリフォルニア州マウンテンビューで開催される。米ニューヨーク、アルゼンチンのブエノスアイレス、英ロンドンにサテライト会場を設置して双方向ビデオで結び、サテライト会場でもProject Araのチームメンバーが開発者に対応する。そして1週間後の1月21日に、シンガポールをメイン会場、東京、インドのバンガロール、台湾の台北、中国の上海をサテライト会場に同じプログラムを行う。申し込みの締め切りは11月26日だ。
カンファレンスのメイントピックはAra Module Developers Kit (MDK)のバージョン0.2.0と、Araプラットフォームの技術アップデートおよびロードマップ。最新のAraプロトタイプのデモを披露するセッションも予定されている。2015年前半にAra対応端末が登場する見通しで、端末を市場に送り出す計画についても情報を提供する。