働きがいのある会社を調査・分析する「Great Place to Work Institute」は24日、2014年版「働きがいのあるグローバル企業」世界ランキングの結果を発表した。

情報技術系が上位独占

同社は毎年、世界45カ国以上において共通基準で調査分析を行い、一定基準に達した会社を「働きがいのある会社(Great Place to Work)」に選定している。このたび発表された世界ランキングは、各国での調査結果を元に多国籍企業の中で「働きがいのあるグローバル企業」を順位付けしたもの。

なお、選出に当たっては、「各国の2013-2014実施調査において、5カ国以上でベストカンパニーに選定されていること」「従業員数が全世界で5,000名以上であること」「自国(本社の所在国)以外で従業員が40%以上働いていること」の3点を満たしていることが条件となっている。

2014年版「働きがいのあるグローバル企業」上位10社

調査の結果、1位はインターネットサービスプロバイダーの「Google」。2位はソフトウェアの「SAS Institute」、3位はストレージ・データ管理の「Netapp」がランクインした。上位3社の順位は昨年から変動なしで、情報技術系関連企業の独占が続いた。

なお、昨年4位の「Microsoft」は6位に順位を落とし、化学系製造業の「W. L. Gore & Associates」が4位にランクアップした。