アイ・オー・データ機器は29日、既存のネットワークを変える事なく、遠隔地間でバックアップを作成できるVPN専用ボックス「BX-VP1」シリーズを発表した。11月中旬より発売する。価格(税別)は親機と子機のセットが39,800円、増設用子機が22,800円。

「BX-VP1」シリーズ

既存のネットワークをそのままに、低コストでバックアップ専用ネットワークを構築できる遠隔地レプリケーション用VPN専用ボックス。遠隔地で接続する場合、バックアップ元に親機を、バックアップ先に子機を設置する。その後、ルータのIPSecパススルーを有効にすれば、バックアップ専用ネットワークが構築され、遠隔地にあるデータがバックアップ先に保存されるようになる。

親機と子機はペアリング済みなので導入も簡単に行える。VPN接続方式はL2TP over IPSecに対応。セキュリティ暗号化方式がDES / 3DES / AES128bit / AES192bit / AES256bit、認証方式がMD5 / SHA1、カプセル方式がAH / ESP。

インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN×1、WAN×1。IPSecスループットは最大約108Mbps。本体サイズはW120×D170×H35mm、重量は約550g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.6~10.9、Android 4.0~4.4、iOS 6~7。