ドワンゴは、自社が運営する動画サービス「niconico」とアニメイトが参画する池袋ハロウィンコスプレフェス実行委員会が協力し、10月25日と26日の2日間に渡って大規模コスプレイベント「池袋ハロウィンコスプレフェス2014」を初開催した。
「池袋ハロウィンコスプレフェス2014」は、"乙女ロード"など新たなサブカルチャーの聖地として注目されている池袋東口エリアにコスプレイヤーが集合し、エリア内を自由に闊歩する大規模イベント。同イベントは豊島区、豊島区商店街連合会、サンシャインシティなどの協力も得ており、コスプレカルチャーの推進はもちろん、豊島区をはじめとした"消滅可能性都市"(将来消滅の可能性がある自治体のこと)の振興も願い企画されていた。
開会式には、同イベントの名誉実行委員長を務めた豊島区長・高野之夫氏自らも『サイボーグ009』の本格的なコスプレ衣装を身に纏い、登場。同氏は「池袋はコスプレの聖地であり、日本を代表する国際アート・カルチャー都市として発信していく大きな第一歩がスタートできたと思います。安心して来ていただける街づくりをアニメイトさんと、ニコニコ本社を池袋にオープンされたドワンゴさんと共に行い、また全世界に発信していきたい。皆さん、一緒に楽しみましょう!」と開会宣言を行った。
イベント中はエリア内をコスプレ姿のままで楽しむことが可能で、池袋東口エリアのサンシャイン通り、中池袋公園、東池袋公園などの街中を練り歩く人、コスプレイヤーの写真撮影やステージイベントといった各種企画へ参加する人などで溢れ、ニコニコ生放送の中継も実施された。さらにニコニコ本社、アニメイト、ラウンドワンなどの店舗はコスプレのまま入店できるとあって、街中がコスプレイヤーで染まった。
期間中は日本のみならず、世界22カ国から1万人におよぶコスプレイヤーが参加。会場来場者数は5万2,000人(コスプレイヤー含む)、ニコニコ生放送でのネット来場者数は25万6,212人を動員するなど、初開催にして大盛況のまま終了となった。