エレコムは10月28日、カナル型イヤホン4製品を発表した。ラインナップは、ストレートケーブルを装備した「EHP-CH2000」「EHP-CH1000」と、リモコンマイクを装備した「EHP-CH2000S」「EHP-CH1000S」。
発売は11月上旬で、価格はオープン。推定市場価格は、EHP-CH2000が12,800円前後、EHP-CH1000が7,980円前後、EHP-CH2000Sが13,800円前後、EHP-CH1000Sが8,980円前後(いずれも税別)。
4製品とも、ハイレゾ音源の再生に適した特性を持つ高音質モデルだ。EHP-CH2000とEHP-CH2000Sは12.5mm径、EHP-CH1000とEHP-CH1000Sは9.8mm径ドライバーを採用。ラジアル構造の高剛性振動板を採用することで、振動板の変形や分割振動を抑えリニアな出力特性となっている。
ドライバーとボールピース、マグネットを同軸上に配置する「Magnetic Turbo Axial Port」構造を採用。低域から高域までスムーズなレスポンスを実現している。ハウジングに真鍮を採用することで、ドライバーからの不要な振動を抑制している。
イヤーキャップは、先端を膨らませた形状の「デプスフィットイヤーキャップ」を採用。高い密閉性により音のパワーを逃さず迫力のある低域を実現している。イヤーキャップの内側と外側で硬度を変えることで音質とフィット感を両立。また、奥行きは2段階に調節可能となっている。
4製品とも再生周波数帯域は5Hz~40kHzで、インピーダンスは16Ω。音圧感度は100dB/mWで、最大許容入力は100mWとなっている。
ケーブルはY字型で長さは1.2m。絡まるのを防ぐため、ラインケーブルが採用されている。ケーブルを除いた質量は、EHP-CH2000とEHP-CH2000Sが約11.6g、EHP-CH1000とEHP-CH1000Sが約9gだ。4製品ともカラーは、シルバーとゴールドの2色が用意されている。