4人組バンドのSEKAI NO OWARIが、27日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『SMAP×SMAP』(毎週月曜22:00~)に出演し、ボーカルのFukaseが、男性デュオ・ゆずへの思いを炸裂させた。
幼なじみの4人でバンドを結成したというSEKAI NO OWARIは、FukaseとSaoriは幼稚園・小学校・中学校が同じで、Fukaseが一つ上。Saoriは「私が最初に、おもしろいなと思って声をかけたんだよね。中学2年生の時に」と言い、Fukaseも「携帯に電話がかかってきたんだと思う」と振り返り、「小学校の時は、掃除の班が一緒になったり」とそれまでもお互い知っていたと話した。また、当時のFukaseについてSaoriは「目立っていたです。学校にスケボーで来たりして」と語った。
そして、FukaseとNakajinは小学校・中学校の同級生。中3の時に久しぶりに同じクラスになった時に、NakajinがFukaseの上履きに自分も好きなゆずの絵が描かれているのを見て「ゆず好きなの?」と声をかけ、そこから一緒に音楽をするようになったと説明した。さらに、FukaseとDJ LOVEは高校の同級生。校内で流れている音楽について、「これ何か知ってる?」とFukaseが聞き、「CD持ってるよ」とDJ LOVEが答えると、「貸してくれ」とFukaseがお願いする。そのやりとりが、最初の出会いだったという。
チームワークを競うクイズでも、Fukaseのゆず愛が表に出た。「グループの仕事で、会えて一番テンションがあがった人は?」という質問で、FUKASE以外の3人は「SMAP」と答えるも、FUKASEだけ「ゆず」と回答し、「完全に動揺してます」とFukaseは大慌て。SMAPは、「本当にゆず好きなんですね」(草なぎ)、「ゆず愛を感じてうれしい」(木村拓哉)、「ゆず今喜んでるよ、2人とも」(中居)とゆず愛をたたえていた。
また、「SEKAI NO OWARI」というバンド名の由来についても、Fukaseが説明。「20歳の直前に受験勉強してたんですけど、それで大きな挫折をして、学校もあまり行ってなかったですし、闘病生活とかもあって」と、苦しい時期があったことを明かし、「自分の世界が終わったって思ったところから、唯一の希望だったのがこの仲間。そこから始めた仲間と音楽だってことから、世界の終わりから始めてみようという意味」と語った。