ネコ・パブリッシングが、女性をターゲットにしたビーチライフスタイル誌「HONEY(ハニー)」(定価:780円)の新刊を10月20日に発売した。

「HONEY」は、2012年に創刊された同社のサーフサイドスタイル誌「Blue.(ブルー)」の小冊子の付録として登場。その後、「Blue.」の読者全体の約3割を占める女性読者からの反響もあり、ビーチライフスタイル誌として創刊された。

誌面のコンセプトは海とサーフィン。そして、それらを想起させるライフスタイル。サーフ専門誌でもなく、ファッション誌でもなく、海のある生活やそのライフスタイルに憧れる読者をターゲットとしたビーチライフスタイル誌として人気の本誌だが、毎回の内容は幅広く、ファッション、ビューティ、フード、サーフィン、パーソナル特集などさまざま。ファッションにおいては「海でも街でも着れる服」をコンセプトベースに、新刊の巻頭で特集されているようなファッションの新提案を行ったり、ビューティでは基礎化粧品などを中心に太陽の下、海でも活動できるようなアクティブなライフスタイルを維持できる商品を紹介。フードも近年取り上げられる事の多い「オーガニック」、「ビーガン」のほか、サーフシーンにおいてエネルギーとなるようなパワーフードの紹介を行うなど、HONEY流の独自の切り口が話題となっている。

10月20日に発売された新刊巻頭はニューヨーク、タイトルは「Less is More」。ニューヨークは"ブルックリン"にフォーカスし、ファッションやライフスタイルを特集している。ファッションは"Normcore(ノームコア)"をはじめとして、ニットの特集など。ライフスタイルにおいても、「冬のSURF CAMP」「海を感じる理想の家」「花のあるライフスタイル」や、アーティストなどパーソナルが切り口のライフスタイルの紹介。<本気で考える、身体にいいこと>をタイトルに「空中ヨガ」や「キックボクシング」などの特集も組まれるなど、盛り沢山の内容となっている。

さまざまなビーチライフスタイルを提案していく「HONEY」。創刊の一昨年は年2回、今年は年3回の発刊だったが、いよいよ来春には季刊誌として発売される。雑誌の刊行に留まらず、読者に喜ばれるようなリアルイベントも展開されており、来年の季刊誌発刊(3月、6月、9月、12月)に向けての動向にも注目しておきたい。