UQコミュニケーションズは27日、WiMAX 2+(ワイマックスツープラス)にキャリアアグリゲーション技術を導入し、来春より提供すると発表した。同技術の導入により、下り最大110Mbpsから下り最大220Mbpsに引き上げる。

キャリアアグリゲーションは、複数の電波を有効利用し、通信速度を引き上げる技術。現在、WiMAXサービスを提供する周波数帯域30MHzのうち20MHzをWiMAX 2+へ切り替え、現行のWiMAX 2+で提供する20MHzと合わせて、キャリアアグリゲーションにより下り最大220Mbpsを実現する。これにともない、WiMAXサービスの下り最大速度40Mbpsエリアは、来春より順次、下り最大速度13.3Mbpsへ切り替わる。

周波数の切り替えについて

キャリアアグリゲーション導入により下り最大220Mbpsに

なお、現在、WiMAXサービスの利用者には、WiMAX 2+サービスが利用できるよう、WiMAX 2+対応ルーターに無料交換できるプログラム「WiMAX 2+ 史上最大のタダ替え大作戦」を提供する。詳細は別稿を参照のこと。