ニコニコ動画で楽しまれているさまざまなコンテンツをリアルの場で体験できる、これまでにないコミュニケーションスペース新「ニコニコ本社」が25日、今年20周年を迎える池袋P’PARCOにグランドオープンした。
池袋パルコ「P’PARCO」では、「都市型エンタテインメント」をテーマに大きくリニューアル。その一環として、地下1・2階に「ニコニコ本社」を誘致し、デジタルネイティブに向けた新しいコンセプトビルへと変身した。
このたびグランドオープンした「ニコニコ本社」では、その場でオリジナル商品も製作可能なグッズショップや、ネットから差し入れが可能なカフェ、多目的に集える広々としたスペースやサテライトスタジオを用意する。
ドワンゴの広報担当者は、「池袋エリアは“乙女ロード”や執事カフェなどが集まっており、サブカルチャーと親和性が高い街。アニメを活用した地域活性化イベントも盛んに行われています。なので、2011年に運営をスタートした原宿竹下通りのニコニコ本社を、今回、この池袋へ移ることになりました」と、移転の経緯を説明。さらなるユーザー参加型の施設を目指すという。
注目はnicocafe。ライスのみで展開する驚きの「ライス定食」(500円)や骨付き肉の「一度は食べてみたいマンガ肉」(1000円)、野菜がボリューミーな「ピザに草生えたwww」(700円)などが楽しめる。
また、ニコニコ生放送のオンライン上からnicocafeにいる客に差し入れることが可能な「あちらのお客様からシステム」を導入した生放送バーも見どころのひとつ。カメラ・PC完備で、ニコニコプレミアム会員であれば無料で利用可能だ。差し入れメニューはうまい棒や塩水、カクテルなどが用意されている。担当者は「カフェは全席でWi-Fi、電源を完備しているので、気軽に遊びに来てほしいです」とアピールした。
アニメ、サブカルチャーに沸く池袋の新しいランドマーク"ニコニコ本社"。担当者は「10~20代の若い利用者の方も多いと思うので、土日はもちろん放課後も賑わっていただけると嬉しいです!」と話していた。