『ホビット』シリーズ最終章『ホビット 決戦のゆくえ』(12月13日公開)とニュージーランド航空がコラボした機内安全ビデオ(日本語版)が24日、公開された。

「壮大すぎる機内安全ビデオ」イメージ写真

ニュージーランド航空の機内安全ビデオ最新作となる「壮大すぎる機内安全ビデオ」は、映画『ホビット 決戦のゆくえ』の公開にちなんだもので、『ホビット』全3作品に出演しているイライジャ・ウッド(フロド・バギンズ)、ディーン・オゴーマン(フィーリ)、シルベスター・マッコイ(ラダガスト)の3人が登場。『BOY(原題)』や『What We Do in the Shadows(原題)』などで知られるニュージーランドのタイカ・ワイティティ監督がメガホンをとった。

また、映画『ホビット』シリーズのピーター・ジャクソン監督、特殊メイクを担当したWETAワークショップ共同創立者であるリチャード・テイラー氏がカメオ出演し、ワイティティ監督自身も"あの魔法使いの役"で出演する。ピーター・ジャクソン監督は「この贈り物は、出演者やロケ地と、ニュージーランド航空のユニークなパーソナリティとをうまく結び付けています。私自身、ワイティティ監督やチームのメンバーとともにビデオに出演できて楽しかったです」と語る。

さらに、現役時代は千葉ロッテマリーンズなどで活躍し、現在はニュージーランド野球連盟ゼネラルマネジャー補佐兼ニュージーランド代表統括コーチを務め、2014年7月にはニュージーランド観光大使に就任した清水直行氏もカメオ出演。清水氏は「出演の機会をいただいたことを光栄に思います。とても楽しい経験ができました。人生初の役者体験、ほんの数秒ですが面白い演技ができたと思います」と自信を見せている。

同ビデオは、6日間かけて、「ホビット庄」やセントラル・オタゴなど、『ホビット』のロケ地をはじめとするニュージーランド各地で撮影。衣装や150以上の特殊メイクを担当したWETAワークショップや、特殊視覚効果を手掛けるWETAデジタルなどのクリエイティブスタッフも制作に関わっている。10月24日より順次、ニュージーランド航空機内で上映する。

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