大阪市此花区のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で24日、『ハリー・ポッター』の世界を再現した新エリア「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリーポッター」で人気の"バタービール"が100万杯に到着した。

バタービール100万杯到達を祝う、100万杯目のゲストとハリポタファン

バタービールは、映画でハリー・ポッターやハーマイオニーが、口ひげのように泡をつけながら飲んでいた魔法界の飲み物で、子供も飲めるノンアルコール飲料。「ハリポタ」エリアでは、映画と同じように、ひげをつけて飲むという体験ができる。このバタービールが、7月15日のオープンから102日目となる24日9:56に、100万杯に到達。米・フロリダ州のユニバーサル・オーランド・リゾートでの203日目(2011年1月6日)と比べて約2倍の達成スピードとなった。

24日は朝から、ホグワーツ城の前に位置するバタービールカートの周辺に、ホグワーツ魔法魔術学校のローブをまとった『ハリー・ポッター』ファン約70人が集結し、100万杯到達の瞬間を心待ちにしていた。そして9:56、家族で来場した女性ゲストがバタービールを注文した瞬間、魔法界の住人たちがその女性に駆け寄り、グリフィンドール寮のローブとマフラーを手渡した。そして、ハリー・ポッターになりきった100万杯目のゲストとその家族、集まったファンで、ジョッキを手に持って泡を口ひげのようにつけて飲むポーズで、記念の瞬間を祝った。

100万杯目のバタービールを手にした女性は、愛知県岡崎市から3歳の息子を含む夫婦で来場。「息子がずっと来たがっていて、今日やっと来られました。映画とまったく同じ」と新エリアを初めて楽しんだという女性は、「(100万杯目が)まさか自分になるとは思わなかったので、ただただ、びっくりしています」と興奮を語った。なお、100万杯目の女性は、「ハリー・ポッター」エリアの特別パークツアーを家族で体験でき、ホグワーツ特急のフォト・オポチュニティ、バタービール1日飲み放題などが楽しめる。

画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
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