オリエンタルランドは23日、2014年9月中間連結業績予想を上方修正した。純利益を363億円と予想し、従来の253億円から110億円引き上げた。上半期としては過去最高益となる見込みだ。

2015年3月期第2四半期連結累計期間連結業績予想の修正(2014年4月1日~2014年9月30日)(出典:オリエンタルランドWebサイト)

売上高はこれまでの2,006億円から2,227億円、営業利益は368億円から539億円、経常利益は376億円から549億円にそれぞれ上方修正した。

東京ディズニーランドの「ワンス・アポン・ア・タイム」や「ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション」といった新規コンテンツや、両パークにおいて実施したスペシャルイベントなどが好評で、上半期としては過去2番目の入園者数を記録。また、ゲスト1人当たり売上高についても、商品販売収入を中心に好調に推移し、テーマパーク事業の売上高は前回発表予想に対して大幅に増加した。

これに伴い、2015年3月期通期の売上高は4,176億円から4,534億円、営業利益は831億円から1,017億円、経常利益は841億円から1,029億円、純利益は555億円から673億円にそれぞれ上方修正。年間配当予想についても、20円増配の140円とした。

なお、テーマパーク年間入園者数の予想についても、前回発表予想(2,800万人)に対して8.6%増の3,040万人に引き上げた。