ディラックは23日、台湾Lian Li製の机型PCケース「DK」シリーズの新モデルとして、マイクロATX/Mini-ITX対応の小型モデル「DK-Q1HX」「DK-Q1X」を発表した。12月以降の発売の予定で、店頭予想価格はいずれも130,000円前後。
「DK」シリーズは、机の引き出しに当たる部分がPCのシステム部分となっているPCケース。「DK-Q1HX」と「DK-Q1X」は、すでに販売中の製品と比べて、コンパクトなサイズとなっている。天板は強化ガラスで耐荷重は80kg。普通の机としても使うことができる。
「DK-Q1HX」と「DK-Q1X」は、いずれも天板部はW650×D600mmと同様だが、机の脚となる部分の高さが異なる。「DK-Q1H」は既存モデルと同様に805mm(+30mmの調節が可能)で、PCラックに近い高さだが、「DK-Q1X」の高さは500mm(+30mmの調節が可能)とし、座卓サイズとしている。
冷却ファンとして、側面に3基、背面に2基の120mmファンを搭載する。このほか240mmサイズの水冷キットの搭載にも対応する。
搭載ベイは5.25インチベイ×1(スリム工学ドライブ専用/2.5インチシャドウベイ×1と排他仕様)、3.5インチ/2.5インチシャドウベイ×4、2.5インチシャドウベイ×3。拡張スロットは8基、390mmまでの拡張カード、150mmまでのCPUクーラー、260mmまでの電源に対応する。インタフェースはUSB 3.0×4、オーディオポート。対応電源はATX、対応マザーボードはマイクロATX / Mini-ITX。
本体サイズと重量は「DK-Q1HX」がW650×D600×H805~835mm/27kg。「DK-Q1X」がW650×D600×H500~530mm/26kg。